第3章 嘘も方便信ずる心
「しーまーだーーー!!」
ルフィの大声にルナも前方を見る
本当にあったその島に、ウソップだ…!と目を一層キラキラとさせて
「ほらね、もうすぐ、だったでしょ?」
ナミはクスリとルナに笑いかける
「うん!本当だ!ナミは流石だね」
島に舟をつけて地面に立つ
「ふーーっ、久しぶりに地面に下りた」
「そういえば初めてあった時も下りてなかったねー」
勇気を出してゾロに話しかけるも軽くあしらわれナミに泣きついた
「ところで」
「さっきから気になってたんだが」
ゾロがウソップの隠れている方を指差す
「あいつら何だ」