第1章 人物紹介
煉獄杏寿郎
柱合会議で知り合い、討伐数を評価していた。当初から火憐に対して悪感情は、抱いておらず、喜んで稽古を引き受けた。
火憐の技の威力に毛先を焼かれ、並々ならぬ才能を察知した。また、自身が冨岡に攻撃を仕掛けた際、怒りに駆られながらも、それを一切行動に出さず、冷静な対処をした火憐を高く評価し、一方で自身の手には負えないと、岩柱との稽古を進める。
火憐を継子として迎える意向を示したが、彼女に断られ、引き下がった。
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宇髄天元
討伐数、実績を踏まえて火憐を評価していたが、彼女が何故吉原の案件に協力をしないのか、疑問に思っていた。
緊急柱合会議で、彼女が危険な任務に当たっていた事を知り、理解を示した。
彼女が後輩たちの稽古で放った全力の技を受け止めて、その威力に驚愕した。
吉原では、自身を含め、他の隊士が戦闘不能に陥っている中、たった一人で上限の鬼二体を相手に、怪我一つ負わずに、互角以上の戦いを見せた事で、完全に能力を認めた。
火憐の情報戦線や、身体を張った裏切り者の炙り出し計画を聞かされた際は、心配のあまり駆け付け、自身の嫁になればもう戦わせないのにとぼやく。
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時透無一郎
当初は他の隊士と同じ様に関心を持っていなかったが、緊急柱合会議で、火憐の徹底的に合理的な物の考え方と、冷静な思考に触れ、少なくとも冨岡より先に死ぬ事には納得出来ないと口にする。
火憐が、任務で仲間の隊士に毒殺され掛けた時には、内心身を案じながらも、かなり毒舌な手紙を送り付けた。
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甘露寺蜜璃
当初より、火憐に好感と興味を持っていた。
産屋敷邸で会話を交わし、桜餅を分け与えられてからは、ありのままの自分を受け入れてくれた火憐と友人になりたいと思っている。
火憐が、童磨から受けた仕打ちを聞かされた時には、かなりの衝撃を受け、怒りを覚えた。
火憐が、弟子に首を刺された現場に居合わせ、初めて産屋敷の行動を疑問に思った。