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ミエナイセカイ【twst】

第8章 仮面の下で嘲笑う



○○○

べ「500近いよ、人間は直ぐに死んでしまうもんな。」

べ「人間たちが死んでいく数十年は僕達にとっちゃ、あっという間さ。」

(確かにそうだ……人間は私たちと違って脆すぎるぐらいに美しく、儚い。)

(………?…あれ…?私今何を思った、 …?)

(っ……何かを思い出そうとすると頭が痛くなる…)

体が思い出すのを拒んでいた。

これ以上思い出すのは良くない気がする。

私は思い出そうとする頭を抑えて、なんとか正気に戻した。

その様子を見ていたヴェネットは心配していたが、べストールはうっすらと笑っていた。

ヴェ「つまり、おっさんって事だな。」

べ「………おいおい失礼だぞ!僕はまだ人間の歳で言うと19だぞ!?」

『「ええぇぇえええええ!?」』

2人の声は寮の中で響き渡った。

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