第8章 仮面の下で嘲笑う
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べストールは一体何者なんだろう?
べ「僕は死神さ。」
あっけらかんとべストールは言った。
それを聞いたヴィリルとヴェネットは受け入れたかのように普通の反応だった。
逆にべストールが驚いていた。
べ「あれ?これを聞くと大抵の人は驚くんだけどなぁ?」
ヴィリルはクスッ…と笑った。
ヴィ「うちの学園には色んな種類が居るからねぇ」
そうだ、ナイトレイブンカレッジには妖精、人間、人魚、獣族がいるんだ。
死神程度じゃ、もう驚かされないね。
べ「それはそれでつまんないな〜」
べストールは頬を膨らませて残念がっていた。
死神よりも小悪魔でしょ…
ヴェネットは驚いて固まってるみたいだけどね
ヴィ「ヴェネットは置いといて、べストールは何歳なの?」
べストールは思い出そうと目をつぶっていた。
(多分…50代とかかな?)
べ「たしか………500行ったか行ってないぐらいかな」
ヴィ「なるほど〜〜…ってええっ!?」
ヴィリルは想像してたよりも10倍近く高くて吃驚していた。