• テキストサイズ

ミエナイセカイ【twst】

第8章 仮面の下で嘲笑う



○○○

契約が終わり、落ち着いた所でヴェネットが歩き始めた。

『はぁ…仕方ないか…べストール着いてこい。』

「ウィ」

そして森をぬけ、寮に着いた時べストールはぼそっと何かを言った。

「……この寮…まだ残ってたんだ…」

『え?なんか言った?』

「いや、なんでもない。」

『そうか…』

寮の奥から足音が聞こえた。

「あ!ヴェネットおかえり!」

『姉さん……ただいま!』

姉さんは俺を見た後に後ろにいるべストールを一瞬睨みつけるように見ていた。

しかし、すぐに優しそうな顔に戻っていた。

なんだ、俺の見間違いか。

ヴィリルは後ろの謎の男が引っかかっていた。

(どこかで見たこともあるような気がするけど…気のせいか)

「ヴェネット…お客さんかな?」

『あぁ…姉さん説明するよ…』

/ 181ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp