第8章 仮面の下で嘲笑う
○○○
少し時間が経った。
(よし…最初は真実を好き常に言わせる事が大事だ。)
『……俺に絶対に嘘をつかないこと。』
べストールは乾いた笑いをした。
「ほほぅ?それはそれは…良いでしょう。」
「あ、そうだ契約の証に〝印〟が必要です。」
『〝印〟……手の甲でいいか?』
「いいですよ、では付けさせていただきます。」
べストールの手が俺の手の甲に乗せられ、そして光った。
そのとき、かなりの激痛が走った。
『っく…!!ゔゔ』
「はい、終わりましたよ。」
左の手の甲には契約印らしきものがあった。
『これが…〝印〟…』
「では…1,契約者に絶対に嘘をつかないこと。」
べストールがそう言うと、印が光り何かが刻まれるような音がした。
「これで1の願い事は必ず行われることになります。」
『なるほど…そのための印か…』
「さぁ、残り2つです。」