第6章 可愛いセンセイ
『??どうしてみんな驚いてるの?』
『1週間もやる時間あったんだから出来てますよねぇ??』
私は満面の笑みで煽った。
その時、ちょうどチャイムが鳴った。
『さぁ!授業終わったよ!みんな今日もおつかれ!』
生徒たちはぞろぞろ席を立って実験室から出ていっていた。
『ふぅ…………さっきの実験で結構汚れてるなぁ……』
私はマジカルペンを取り出し浄化魔法を繰り出していった。
ふぅ…………やっと3分の1終わったかな…
まだまだしつこい汚れがある………
これは夜までかかりそうだなぁ…
私は文句を言いながらも浄化魔法は止めなかった。
その時、扉が開く音がした。
『…ん?』
そこに居たのはローズハート君だった。
『あれ?ローズハート君どうしたの?』
リ「授業の時凄い汚れが沢山あったから先生1人だと大変だと思ってね。」
『えっ!?手伝ってくれるの!?やばーい先生感激!!』
ヴィリルは喜んでいた。
優秀なリドル君の浄化魔法なら直ぐに終わりそう!