第6章 可愛いセンセイ
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私は何故かシルバー君と一緒の箒に乗って飛んでいる。
どうしてこうなったんだァァァァ!?
その経緯は____
今日、私は午前だけ自分の授業をするだけで午後は1時間だけ暇だったから、私の受け持ってるクラスが飛行術の授業をするらしい。
私はちょうどいいと思い、生徒たちの様子を見に来た、
最初は見学だけのつもりだった。
しかし…バスカル先生が、ヴァンヴァリア先生も空を飛んでみよう!筋肉が鍛えられるぞ!などと、言ってくるので私は空を飛ぶ羽目になってしまった。
2人乗りの練習などと言ってシルバー君の元へ連れていかれ、あれよあれよの内に私は空を飛んでいた。
それはそれはもう高すぎるぐらいに。
それが今に至る。
もう、怖すぎて声も出なかった。
『〜〜〜〜!?』
私はあまりの高さにシルバー君に言った。
『ねぇ!シルバー君さすがに高すぎるって!!』
シ「大丈夫だ。問題ないたったの3mしか飛んでいない。」
さ、さ、さんめぇぇとぉぉるぅぅ!?
無理無理無理無理無理無理怖い怖い怖い怖い怖い!
思わず私はシルバー君に抱きついた。
シ「ヴァンヴァリア先生……積極的だな…」