第6章 可愛いセンセイ

イマナニガオコッテルノ？

私はシルバー君に抱きしめられていた。

シ「……に……な…の…。」

ぼそっとシルバーは何かを呟いていた。

『え？？ごめんよく聞こえなかった。』

『もう1回いっt』

もう1回言って欲しいと言おうとした私は遮られた。

シ「先生、もうすぐで他の生徒たちも来ます。」

『え！？もうそんな時間！？』

そんな時、扉を開ける音がした。

何人かの生徒が登校してきたのだ。

「あ、先生おはよぉ〜」
「あれー？先生なんか顔赤i」

『おはようございます！』

私は顔が熱いことを認めたくなくて生徒の言葉を遮った。

さて、そろそろ職員室に帰らなきゃと思い私は席を立った。

シルバーはそんなヴィリルを見て、悪巧みをしているかのような笑顔だった。

シ「先生、また〝明日〟」

その言葉の意味はどういう意味なのか私は考えたくもなかった。

----------俺のものになればいいのに------------