• テキストサイズ

ミエナイセカイ【twst】

第4章 ウワサの真偽


○○○

私は勝利の確信をし、ここから立ち去ろうと考えていた時。

アーシェングロット君が口を出した。

ア「ヴァンヴァリア先生。その言い方だと噂を認めてますよ?」

『え…?』

(まずいな…)

ア「そもそも、本当じゃなければ〝仮に〟なんて言わずに本当に知らない感じが出るんじゃないですか?」

……裏に行き過ぎたか…

冷や汗が止まらない。

「本当に知らない風を装っていれば信じてたかもしれませんね」

アーシェングロット君は嘲笑っていた。

………だから……オクタヴィネルは怖い……

『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ』

私は長い溜息をついた。

フ「そんなため息つくとぉ〜幸せが逃げていっちゃうよぉ〜」

『…………………』

私は彼たちを睨むように見つめた。

ジェ『おやおや、そんな睨んだような顔して…負けを認めてるようなものですよ?』

私は逃げることも隠すことも諦めた。

/ 181ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp