第11章 希望の裏には……
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ヴェ「………ね、姉さぁぁぁぁぁぁぁん!」
ヴィリルはユニーク魔法を直にくらってしまい、ふっと意識を失い倒れる姿がやけにゆっくりに見えた。
ヴィリルが地面に着く前にヴェネットが助けたいが、足がすくんで上手く立てない。
あぁ、間に合わない……もう失いたくないのに…!
ヴィリルが地面に倒れそうな瞬間__ヴィリルが副担をしている自クラスの生徒のシルバーがヴィリルを支えてくれた。
シルバーらしくない怒った顔はヴェネットすら息を飲むほどだった。
ヴェネットは誰が魔法を放ったのか分からないでいたが、魔法が放たれた方向の方を見ると、そこにはべストールが居た。
ヴェ「っ!お前が……お前が放ったのか!?」
ヴェネットは怒りに満ちいていた。
べ「お前さんのその顔は実にそそられるよ…だが、僕だって死にたくはないんだ、悪いけどお前さんたちの僕に関する記憶は消させて貰うよ。」
そう言ったべストールが何か呪文を唱えた。
一瞬の目眩に覆われ目をつぶった。
目を開けた時にはべストールと関わった人たち全員が忘れていた。