第11章 希望の裏には……
ヴェ「……え…?」
ヴェネットは困惑していた、それもそうだろう。
『このピアス!そして私が昨日あげたあの時計!あれは私たちヴァンヴァリア家の初代から大事にされている物なんだ。』
『ヴァンヴァリア家の初代は人と魔女のハーフだったんだ。』
先代の家はそこまで凄かったのだろう
『私は魔女の血を完璧に受け継いでしまっていたんだ。ヴェネット!貴方にも少しだけ魔女の血がまざってる!』
その時計は不完全な物に、ピアスはお互い共同に使うこれが昔からの伝統だったらしい。
思えば私たちの両親もピアスをしていたし、お母さんも懐中時計を持っていた…その懐中時計は私がヴェネットにあげたのと同じように長針が短針の長さになっているものだった。
私はそんなことを知らなくても、体が勝手に彼にあげていた。
これは、ヴァンヴァリア家の呪いみたいなものだろう。
でも、どうして私はこんな大事なことを今思い出したのだろうか?
それは私にも分からなかった。