第11章 希望の裏には……
「でも、まだちゃんと完成したかは分からない。だから、この人を使って実験をしようと思う。」
な!そんなことをしては行けない!と思い言おうとしたら、
「大丈夫だよ。ちゃんとこの人に許可を取ったし、何よりも喜んでいたよ。だって、長生き出来るかもしれないからね…」
『……え…?』
「この人はこんなに若いのに、難病に苦しめられているんだ。余命は僅かの2日だった。でも、まだ彼は元気で最後に外の空気を吸いたいと言って僕が連れ出してきたんだ。」
『………どうして…そんなのこと…』
「どうしても何も、これは僕と姉さんの為にその身を貢献してくれるって言ってたんだ。さぁ、実験を始めよう。」
「この人の寿命はあと15分になっている。少しずつ体を蝕まれて、今は体を動かせない状態になっている。」