第11章 希望の裏には……
○○○
お昼休みが終わる5分前の合図のチャイムが鳴った。
『さ!シルバー君!授業に向かいな?』
「もちろんです。ヴィリル先生。」
私も白衣を着て授業の準備を始めた。
今日の5と6は実験と座学だった。
さぁてと座学はまだいいとして、問題は実験なんだよなぁ…
実験の授業のクラスは2年D組……あの気分屋がいるクラスだ。
今日もやらかしてくれるかなぁ、あのフロイド・リーチが…
○○○
案の定やらかされると思っていたが、リーチ兄弟その2は気分じゃなかったらしく、実験室はキレイなままだった。
(よっし!放課後にヴェネットと用事あるから汚されなくて良かった〜)
そして、無事に実験も座学も終わり、あっという間に放課後になった。
ヴェネットからはメッセージが来ていた。
自分達の寮の庭に来て欲しいとの事だった。
ただ、何故だろう少し嫌な予感がするのは私の勘だろうか?
なにか良くないことが起きそうだったので、私はシルバー君に念の為にメッセージを送っておいた。あと、監督生のユウ君にも。
〝放課後、ヴィルヘルム寮の庭にて不吉なことが起きるかもしれない。
これは私の勘だけど、心配だから来て欲しい〟
そう送っておいた。