第11章 希望の裏には……
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シルバー君が優しい目で私を見ている。
私は思わずその優しい顔つきに触れたくなって、頬に手を添えてしまった。
頬を添えたまま私はシルバー君に話した。
『……ワスレナグサの花言葉は«私を忘れないで»以外にもうひとつあってね、それは«真実の愛»なんだよ。』
シルバー君にそう伝えた時シルバー君は驚いて目を大きく開けていた。
すぐにシルバー君は優しい顔つきになって、私が添えていた手の上に手を添えて握っていた。
私は恥ずかしすぎて顔が熱くなっていった。
『……私のこと忘れないでね…』
「もちろんだ。今もこれからもこの先も俺はヴィリルを忘れることは無い。ずっとな。」
その言葉を聞いて私は思わず泣いてしまった。
「俺は絶対に忘れない。なぜならこんなにも好きになった人なんだから。不安にならなくてもいい。絶対に幸せにしてみせる。」
『うぅ……男らしすぎる……わたじも……絶対にわずれない……不安になって…ごめん…でも…あんじんじだぁ…』
シルバー君はクスッと笑いながらハンカチを出して私の涙を拭いてくれた。