第10章 仮面は外せない
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パーティーは歓喜で溢れかえっていた。
周りも凄く楽しそうだった。もちろん、本人も楽しそうに笑っていた。
べストールはそれを、少しつまらなさそうに見ていた。
それぞれ楽しんだ後_プレゼント渡し会のようなものが始まり、靴や手袋、マフラーやアクセサリーなどを貰ったヴェネットは喜んでいた。
そして_____ヴィリルの番になった時、ヴィリルはヴェネットに大きな箱を渡した。
「この箱は皆が帰って1人になった時に開けて欲しい」
と、ヴィリルは言った。
ヴェネットは不思議に思ったが、指示通りに動くことにした。
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パーティーも終わり、皆が帰りヴィリルも自室に戻った頃に箱の存在を思い出したヴェネットは早速、箱を開けようと準備した。
部屋は自分だけ_邪魔する人も居ない。