第10章 仮面は外せない
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姉さんは先に学園に行っている様だった。
僕はべストールと一緒に学園に着いた。
僕はE組だった。
べストールも僕と同じクラスメイト。
だから、僕達は同じ教室に向かっている。
突然、後ろから声をかけられた。
振り向いた先は_メガネが特徴な彼
アズール・アーシェングロット君だった。
ア「おや、ヴェネットさんおはようございます。」
『あぁ、アズール君おはよう。』
アズールの笑顔は本当に何を考えているか分からないから、少し恐ろしい。
そして、アズール君は僕の隣の人を見て不思議そうな顔をしていた。
ア「そちらの方は初めて見る方ですね。」
『あぁ、彼は先日編入生としてこの学園にやってきたんだ。』
ア「この時期に編入だなんて珍しいですね。」
アズールの言う通りこの学園に編入生そして、この時期だ。
中途半端な時期だし、気になるのも当然だろう。
ア「僕はアズール・アーシェングロットです。貴方は?」
べ「僕は、べストールだよ。よろしくねアズール君」
ア「いきなりの学園生活は不便でしょう?この僕が何時でも!お力になりますよ?」