• テキストサイズ

ミエナイセカイ【twst】

第10章 仮面は外せない



悩みに悩んだヴェネットは分からなくなり、眠ってしまった。

○○○

男の子が2人……何かを話している…この子どこがで見たことあるような…

「兄さん!見てみて!僕もうこんなことできるようになったんだ!」

「凄いじゃないか!もう兄さんを通り越せそうなほどだな〜!」

2人は楽しそうな仲のいい兄弟だった。

「兄さん!あっち行こ!」

「待てまて!そんな引っ張るんじゃない!」

「兄さん追いかけっこだよ!僕が鬼ね!あの建物まで!」

「分かったよ、こわーい兄ちゃんが襲うぞーぎゃはは!」

……これは夢だ。俺は夢だと言うことに気づいた。俺の目線は低く、自分の言う通りにはならず、ただただ弟の中に俺の意識があるだけだった。
視線の先には兄らしき人が見える。

無邪気な2人は鬼ごっこをしていた。
/ 181ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp