第9章 新たな出会いに踊らされる
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やっと長くて激しい口付けが終わった。
私の顔は涙と唾液でぐしょぐしょだった。
それを見たシルバー君は愛おしそうに私の顔を拭いてくれた。
『ぷはぁっ!……はぁ…はぁ…』
口付けは終わっただけで、まだシルバー君は退いてくれない。
そして拘束も離してくれない。
シ「……先生……俺……先生の事好きなんです…」
その言葉を聞いた時私は嬉しいと思ったと同時に顔が更に赤くなり熱くなった。
私に喋らす機会をくれないシルバー君は言いたいことをどんどん言った。
シ「先生は…教師と生徒の恋を嫌がってますけど、そんな古臭い考えは捨ててください。」
“古臭い”…???それじゃダメなんだ。
『……っ!シルバー君……私はあなたの将来を傷つけたくないの…』
シ「傷つけているのは今です。将来なんてまだまだ分かりません。」
シ「先生こそ、そうやって決めつけて自分の気持ちから逃げるんですか?」
その言葉に私はイラッとも来ずただ、心にすとんと入ってきた。
納得したも同然。私の考えはシルバー君の想いを貶していることになる。