第1章 あなたと【スティーブン】
スティーブンもまだ眠りたくなかったのか、
クレアと話しを続けた。
「…次は、僕が必ず君を守るよ。
もう君が怪我をしないように、必ず。」
「うん…ありがとうござ…
ありがとうっ。」
スティーブンはくすっと笑ったが
また難しい顔をした。
「それにしても…君のボロボロの姿を見た時は、
この世の終わりかと思った。
無力な自分が憎かった。
先走った君も君だが…
思い出したら腹が立ってきた…。」
スティーブンから負のオーラが
出ているようかに見えた。
「そのことは、ごめんなさい…、
次からはちゃんと大人しくしてる…。」
クレアも怖くて痛い思いをしたので
反省をしていた。
「はぁ…全くだ。
あ、誓約書、サインもらわないとな。
…どんな誓約書にしようか。」
スティーブンは悪巧みしたかのような
顔をしていた。
「…まぁ、誓約書がなくても、僕が君が守るよ。
ずっと一緒にいてくれ。離れないでくれ。
…愛してるんだ、クレア…。」
スティーブンは隣に居るクレアを抱きしめた。
クレアもスティーブンに抱きついた。
「はい…私も、スティーブンと
ずっと一緒にいたいです。」
「そうだ!ここに一緒に住まないか?
二人で住むには十分な広さだ!
このベットで、毎日一緒に寝よう!」
スティーブンは名案だと言う風に
クレアに告げた。
「そ、それは、ちょっと気が早すぎるよ…。」
しかし、クレアも
いつかそうなればいいと思った。
完