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車に轢かれてなんとやら【第五人格】

第2章 「推しと話せる新生活」


保護された後、通されたのはゲームではいつもナイチンゲールさんがいる場所。

床が風呂場みたいだな、と変なことを思ったのを覚えている。

「あら、さん。」

どこからともなくナイチンゲールさんの声が聞こえる。と思ったら、無線機のようなものがあり、そこから声がした。

「神から話は聞いています。」

色々とすごい人なんだなぁ...

「突然ですが、貴方はサバイバーとしてゲームに参加していただきます。」

「役職や特質などは部屋にて分かりますので。」

『なるほど。』

相槌を打って分かったふりをしているが、実はそんなに分かっていない。まぁ後でわかるだろう。能天気?気にすんな。

「では、部屋に転送します。1週間の間に他の方と親交を深めていただきますので、よろしくお願いします。」

初試合まで大体1週間ということか。まぁ幸いマップ等はフル暗記しているので大丈夫だろう。

シュン、とハンターの瞬間移動のような音を立てて部屋に送られる。

『これか」

机の上に一つの封筒が置かれている。

開くと、以下のようなことが書かれていた。


突然サバイバーとして呼び出してしまい、誠に申し訳ありません。
ただ、様も了承して頂けたようですので、安心いたしました。

名前:ヤフェト

役職:裁縫師

うわさ
招待された荘園には、誰にも理解されなかった、彼女のセンスがわかる人間がいるという。それを聞いて、足を踏み入れないわけがなかった。

外在特質
身体的弱者
彼女は昔から体が弱い。板、窓枠乗り越え速度が30%低下。

精密作業
裁縫師をしていた彼女は、細かい作業が得意だ。解読速度、治療速度が30%上昇。

舞う蝶
ヴェールのような服を纏うことで、一定時間全ての能力が20%上昇する。使用可能回数は2回。他プレイヤーに渡すことも可能。

理解不能
彼女の思考は、誰にも理解できない。他プレイヤーと解読した場合、暗号解読速度が30%低下。これは重複する。


補助メインだが、チェイスもできる。解読もできるっちゃできるな。

社交恐怖くんとか戦後恐怖くんとかと解読したら終わりだけど。

ヴェールが渡せるってことは、機械技師とかに渡しとけばチェイスが持つ...強くね?
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