第1章 「死因がさすがに定番すぎる。」
「ふんふふ〜んっ♪」
鼻歌を歌っているのは私、 。
え?なぜ鼻歌を歌ってるかって?そりゃあ……
「今日は推しの誕生日!星座アイコン手に入れてやる!」
ルンルンとスキップしていた学校帰り……
キキーッ!!
ガシャンッ!!
うっるさ。そう思った時には…
「あ………な…………ん……で…………」
轢かれていたのはそう、私だった。薄れていく意識の中、思った事。
『スフレプリンとカステラ、食べたかったなぁ…』
...推しよりもスイーツらしい。
それを最後に、意識を手放した。