サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う2
第2章 相談
「美智子さん、起きて」
「はっ」
「おはよう」
そう言って微笑むと、顔を真っ赤にして抱き付いてくる美智子さん。
可愛いな。
……ジャックは、私が甘えたりするときどう思ってるんだろう。
想像もつかないな。考えるのはやめよう。
「相談に乗ってくれるかなぁ?」
美智子さんが顔を上げた時に、抱き付いて上目遣いで言う。
いや、上目遣いしてるつもりはないけど、下から見ると自然と上目遣いになるでしょ?
「あ…/////」
コクコクと、首を激しく上下させる美智子さん。
髪の毛が崩れちゃうよ。
「髪の毛、乱れてるよ」
「ああ、ほんまや!」
髪の毛をほどく美智子さん。
綺麗だな。
「私が結んでも良い?」
「結んでくれるんか?ありがとなぁ」
美智子さんは床に正座し、私は立つ。
勝手に三つ編みにしちゃお。
「二人とも、私の存在を忘れないでちょうだいね?」
少し拗ねながら私と美智子さんの間に入ってくるマリーさん。
可愛いな。
「勿論。忘れてなんていないよ。チュッ」
丁度キスしやすい位置に居たので、頬にキスをする。
「ひゃうっ」
もう駄目と言わんばかりに倒れるマリーさん。
ごめんね!?