サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う2
第2章 相談
「さんの相談って、なにかしら?」
「あ、出来ればここじゃなくて、三人だけになれる場所で話したい……」
「そうなのよ、マリーはん。やから、うちの部屋行くで」
「あら。分かったわ。早速行きましょう」
「二人とも、ありがとう」
「さんのためならお安い御用よ」
「そうやね」
うん、良い人たちだな。人生のうちで出会えて良かった。
「さん、お姫様抱っこさせていただけないかしら?」
…ん?どうしたいきなり。
良いけどさ?マリーさんの願いだし?
「いいよ!どうしたの?」
「可愛すぎて抱き上げたくて…」
顔を真っ赤にしてしゃがみこむマリーさん。
「ああ!!ちゃんのせいやで!そんなに可愛いから!!」
「ありがとう?それともごめんなさい?」
「「そこは大好きって言うのよ」」
なんだそれ!?
「二人とも、大好きっ!」
同時に、抱きつく。
二人ともいいにおいするんだもん。
「ん"あ"あ"」
「マリーさん!?」
「マリーはん!?」
…マリーさんが倒れてしまった。
これも私のせいなのだろうか。