サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う2
第7章 みなさん?(続)
部屋から出た瞬間、何かに…誰かに捕まった。
ぶつかった?
よくわからん。
「ふふ。つーかまーえた。…これから一緒にお茶でも如何かな、お嬢さん?」
「えぇ、喜んで」
イライのノリに合わせて、お嬢様風の口調にする。
「ふふ……もそんな話し方出来るんだ…」
少し笑いを殺すイライ。
え、そんなに変だった?
「さっき、ハスター様に、『と一緒に飲め』ってレモンティーのパックを頂いたんだ!!」
「え、マジで!?美味しいやつ!!」
そのティーパックはエマさんが作ったもので、とても美味しく出来ている。
「楽しみだなぁ♪あ、私も梟型クッキー作ってく!!」
「は、私=梟なんだね。ありがとう、楽しみにしておくよ。では、私は一度部屋に戻っているから、準備が出来たら来てくれ」
「はーい!!」