サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う2
第7章 みなさん?(続)
「……あ、イソップ、今日イソップの部屋泊まっていい?」
「え!?あ……いい、ですけど…ドーヴァルさんの部屋とかは……」
「前に行ったとき少し恐怖を感じたからもういいや」
謎のアイテムがめっちゃ置いてあってかなり恐怖だった。
「あ~…(察)……イライさんの部屋は?」
「絶対に朝まで放してくれないからやだ」
「僕も放しませんよ?」
…きっと本気なのだろう。目がガチだ。
「……あ~…まぁいいや。じゃあ、よろしくお願いします」
「え、いいんですか?…分かりました。でも、なんで泊まりたいんですか?」
「男ハンターと顔を合わせるのが辛いからだよ(泣)」
「な、なるほど…?でも、さんはリッパーさんと…では?」
「だから、取り合いなんだって!!来る!?見てみる!?めっちゃ怖いよ!?」
「なんとなく様子が分かるのでいいです」
いっそもう独り身になった方がいいのかなぁ、と思い始めている今日この頃。
「独り身になるなら、僕とお付き合いしてくださいよ」
「あ、声に出てた?というか、最近イソップ、アピールすごいしてくるよね。そんなキャラだっけ?」
「それだけ本気なんですよ」
…メンヘラとかヤンデレの素質ありそうだな、イソップ。
「……あ、ご飯どうします?」
「ナイチンゲールに頼んであるからイソップにあーんしてもらう必要は無いよ」
「えぇ~……えっ?なんで僕があーんしようとしてるって分かったんですか?」
イソップだからだよ。