サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う2
第7章 みなさん?(続)
「ノートン、あーん」
抹茶ドーナツが思ったよりも甘くて美味しく、ノートンにも食べてもらいたいと思った。
「ふふ。はむ」
ノートンは、私の手からドーナツを食べ去って行く。
「おいし。ね、もっと食べさせてよ」
「うん!良いよ!」
ドーナツを一口サイズに割り、またノートンの口元に持っていってあげる。
「……」
次は無言でドーナツを食べるノートン。
どうしたのだろうか。
「ねぇ、は誰にでもこういうことするの?」
「え…人による、かな。やってって言われたらするし」
「へぇ……じゃあ、こういうことは?」
そう言うと、ノートンは私にキスをしてきた。
「……っ!?」
パニックになる。
「へぇ、無抵抗かぁ。じゃあ、襲ってもいいんだね?」