サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う2
第7章 みなさん?(続)
あのあと、全力で私がノートンの部屋に行くのを阻止しようとしてくるイソップを振り払って、なんとかノートンの部屋についた。
「ノートン、お邪魔~」
「……いらっしゃい」
本当に寡黙だなぁ、ノートンは。
「そこ、座ってて」
「うぃ!」
椅子に腰掛ける。
ハンター専用のと違って普通のサイズだから、座り易くていい。
「は、紅茶とミルクティーどっちが好き?」
「私?んーとね、今は紅茶のきぶん!」
「分かった」
そう言って、二人分の紅茶を用意し始めるノートン。
あ、てづくりですね。楽しみです。