第1章 安らげる場所_1章
「もー!マリアからも何か言ってよー?」
「え、あはは、まぁいつものことじゃない。
今から書こうよ?ね?」
「流石マリア!そう、俺も今から書こうと思ってたんだよー。」
サボは調子よくマリアに同意する。
「マリアーーあなたが甘やかすからサボくんはいつまでたっても...。」
「そういやマリア。」
サボが思い出したかのようにマリアに声をかける。
「お前、港に留まってる海賊船に潜入調査に
行くんだろ?一人で大丈夫か?」
「あー...、うん。大丈夫!
潜入調査は得意だもん!任せて!」
任務内容は、近日港に留まってる海賊船が
怪しい商売をしているかと疑いがかかっているため、その調査である。
人々に害を与える武器や薬の売買が行われていれば、海賊でも商人でも見過ごすわけにはいかない。
「マリア、何かあったらすぐ連絡してよね?あなたもまだ経験は浅いんだから...。」
コアラは心配そうに声をかけた。
「マリアも革命軍には入って、経験は詰んでるから大丈夫だろ?
まぁ、何かあったらすぐ助けに行くから安心しろ!」
そう言ってサボはマリアの頭を撫でた。
「(こうされるの、嬉しいけど複雑だな...子供扱いされてるみたいで。)
大丈夫...!じゃぁ、行ってきます!」
「(そう...私の能力さえあれば、潜入調査なんてわけないのだ。)
....カーム。」