第12章 来栖妃呂
堺と水原と足立も一緒に行くことにした
「メガネも来ればよかったのに」
「仕方ないでしょ?用事あるみたいなんだし」
仁科のところへ到着した
「あがりな?」
「おじゃまします」
「あまり遅くならないようにね?」
「わかってる。ありがとうばぁちゃん」
久遠は鳳月の指を触った
「な‥なによ?!」
「いや‥綺麗だけど‥かたいなって」
「悪かったわね‥ずっと弾いてたらかたくだってなるわよ」
久遠は鳳月の音をきいてみることにした
鳳月の音をきき久遠は驚いた
「またお前上手くなってる‥」
「え?」
「鳳月さん!!俺らのパートも弾いて!!」
「わかったわ」
(俺ももっともっと上手くなりてぇ)