第1章 久遠愛
「教頭先生君は下がりなさい」
教頭は校長室をあとにした
「め‥メガネありがとな」
「僕の方こそ助けてくれてありがとう」
「この学校の箏曲部を作ったのは私の友人なんだよ」
倉田と久遠は顔を見合わせた
「だからこれから先も続いてほしいんだ。だから何かあったら言ってほしい。協力出来る事があるなら私はしたいんだ」
「ありがとうございます!!頑張ります!!」
そして二人で箏曲部の掃除をした
「俺!のみものかってくる」
「うん」
一息ついているとノックがした
「あ‥あれ愛いねぇんすか?」
「えっと‥君は久遠くんの友達‥かな?」
「高岡っていいます。愛とは幼馴染です」
「そうなんだ‥久遠くんちょっとまだ怖いんだよね‥‥上手くやっていけるか‥」