第9章 同じ気持ち
「愛‥もうそろそろ辞めたらどうだい?明日も学校なんだろ?」
「うん‥でもあともうちょいでわかりそうなんだ」
するとスマホに気づいた
「サネからだ‥」
「さっきからなってたよあんたの携帯」
不着信が数件きていた
「もう帰んな?片付けはやっといてやるからさ」
「ありがとうばあちゃん」
久遠は足立に電話をかけた
「愛!何度もかけたんだぞ?」
「すまん!ちょっと練習してたばあちゃんのとこで」
「練習って‥お前まだやってたのかよ」
足立は驚いた
「サネどうした?何かあったのか?」
「じ‥実はさ‥俺もまだわかんないんだけどさ‥どうやら俺先輩の事が好きみたいだ」