第5章 お前が必要
「え?!愛練習してたの?!」
久遠は頷いた
「久遠くんなんの練習?」
「決まってんだろ‥箏の練習だ」
「なぁ愛‥なんの曲練習してたんだ?」
「龍星群」
愛がそういうと皆驚いた
「ちょっときいた。でちょっとだけ」
「出来たのか?」
「いや‥まだ」
「先輩そろそろ」
「あ‥そうだね。皆!そろそろいくよ」
会場に向かった
「小学生?!」
足立は驚いた
「小学生なんかが龍星群なんてひけんのか?龍星群がどんな曲か知らねぇけど」
堺がそういって笑った
「そろそろだね‥始まるの」
「どんな演奏なのか楽しみだね」
水原はニコニコしながら言った
「さんは知ってるの?龍星群」
「うん。私も弾いたことある」