第30章 これから先も
「鳳月ちゃん!鳳月ちゃんはわからないところとか箏未経験な私に嫌な顔一つせず教えてくれたよね。ほかにも色々相談にのってくれたりしてありがと!鳳月ちゃんの音大好き」
「妃呂先輩‥‥‥私の方こそ‥色々‥」
鳳月は涙を流した
「足立くん。最初は学校行くのが怖かったけど‥足立くんが毎朝一緒に登校してくれたから学校にいけたの。私の事好きって知ったとき嬉しかった!ありがとう!」
「先輩‥‥俺‥俺‥今も大好きです‥‥」
足立は涙を我慢した
久遠は足立の背中をさすった
「光太!光太はいつも笑顔でいてくれたから辛いときも笑顔でいれたの!これからその明るい笑顔でね!」
「うん‥うん‥」
水原は泣きながらも笑顔で言った