第2章 鳳月さとわ
新入生歓迎会が始まった
一番最初はサッカー部
「愛‥どうした」
「いや‥あいつ大丈夫かなって思って」
「先輩をあいつ呼ばわりすんな‥」
その頃達は裏にスタンバイをしていた
「僕らの前さ‥軽音部なんだよ‥‥」
倉田はオロオロしている
「倉田‥‥そんなんじゃ‥部員こないよ?」
「そんなこと言わないでよ‥‥」
倉田は久遠を思い出した
「久遠くん‥‥」
「誰それ」
「新入生歓迎会前にさ箏曲部入る!って手書きの入部届けもってきたんだよ」
「それ‥元から箏曲部入るつもりできたの?その子」
「多分そうだと思う‥」
そしてたちの番になった
『続いては箏曲部です』