第11章 水色と赤色と噂
『…どうしようかな』
恐らくこれから青峰は3軍の体育館に行き、テツヤと出会うであろう
そこで征十郎がテツヤの才能を見出だして、1軍に入るのだろう
それが夏から冬に起こること
あ、でもその間に体育祭があるな(原作とは全く関係ないが)
「#NAME1#」
『征十郎、どーしたの?
あ、緑間もじゃん』
「いや、赤司が…む?」
緑間が見る先にはさつきとマネージャーの女の子2人
・・・確か、このシーンは
『青峰くんと幼なじみなんでしょ?
いいなー!
彼女とかいるのかな?』
「え?」
『ねー!
この前の全中でも大活躍だったし…
カッコいいよね?』
「え…そ…そうかな?」
間違いないな
青峰が3軍の体育館へと向かうシーンと、征十郎が紳士的だと分かるシーンだ
『あっ!』
そんな女の子の声と共に落ちそうになる洗濯物
「おっと」
「気をつけて
あといつもありがとう
日々チームを支えてくれていることに感謝しているよ」
そんな征十郎の声と共に赤くなっていくその子の頬
うん、可愛いな
「行こう緑間、#NAME1#」
『え』
征十郎の言われるがままにとりあえず付いていく
その時に後ろから聞こえてきた内容は原作と少し違った