第60章 体調管理
#NAME1#side
『#NAME4#さん…?』
「栄養不足に睡眠不足による脳貧血、いくら私達が帰れなかったからって…無理しちゃダメでしょう」
『…すみません』
「征十郎くんと背の大きい男の子がね、焦った表情で来たのよ」
『征十郎と紫原ですか…』
「あ、やっぱりあの子が紫原くんなのね
大きいからそうかなーと思って」
『大きいのならいっぱい居ますよ』
そもそも中1で170を超えていることにびっくりしたなーと思い出して、懐かしい気分に駈られる
…そんなこと考えてる余裕はないんだけど
『えっと、お母さん
ここは病院ですよね、家に帰れますか?』
「腕に点滴繋がってること気付いてる?」
『…今気づきました』
「#NAME1#ちゃんは素直ねー
まあ、せめて1日は入院かしらね」
『…1日ですか』
「普通の生活に戻せば大丈夫だからね」
『…はい』