第1章 トリップした
それはある高校1年の冬のことだった
「ま、まさかこんな展開だったとは…』
誰がこんな展開を予想したのだろうか
それに23巻24巻25巻の帝光編の黒バスは1段と良い話しだったし
キセキを纏めている人の名前が虹村さんとは、藍色とかかと思ったんだけど、思い違いだったこともあったな
"キーンコーンカーン…"
あ、そいえば学校だったけ
行きに本屋寄るのは失敗だったな。サボっちゃうし
『じゃ、クラス行こうかな』
かなり遅めの登校になっちゃうけども、まあ行かないよりは…
そう思って側に置いてあるスクールバックを手に取る
周りを見て自分自身が居た場所が屋上だと思い出す
だから寒かったのか
そしてドアを開けて即階段を降りようとした
そうしたんだ
いや、ドアを開けて階段に足を出すまでは良かったはずだ
『あ、あれ?』
いや、それ以前だった
立ち上がり即歩き始めたら立ち眩みを起こしたみたいで、目の前が歪み始めた
そのせいで出した足は階段を見事に踏み外し、落ちた背中に強い痛みが生じた