第8章 あ…愛してるに決まってんだろコノヤロー【短編】
??「おねーさん、寂しいもの同士一緒に飲まねぇ?」
お酒のせいか、少し顔の赤い青年が話しかけてきた。
ん??
あれ?同じ年齢くらいの男の人いるじゃん。
身長は背伸びしたら届くくらい?
顔は整っていてふわふわな髪の毛。
・・・・一目惚れしちゃったかも。
お登勢「あ、、そいつはやめた方がいいよ」
??「んだとババア!!こんないい男中々いないからね!?」
お登勢「いい男は家賃滞納しないもんさ」
??「ちっ・・
なんだ?ジッと見て。惚れたか?」
「ふふっそうかもしれません。」
??「嬉しいこと言うじゃねーか。
おねーさん彼氏とかいるのか?」
手が伸びて頬に添えられた。
「うーん・・・」
あれっ涙が・・
優しくされたのなんていつぶりだろう。
最近は忙しいってあしらわれてたからなぁ。
??「お、おい。大丈夫か??」
「グスッ・・ごめんなさいっ」
??「・・・・行くぞ」
「えっ」
腕を引かれ、お店を出た。
ズカズカと進んでいると、、
万事屋銀ちゃん?
あ、あの江戸でなんでも屋を営んでるという??