第8章 あ…愛してるに決まってんだろコノヤロー【短編】
何年も付き合っていた彼が浮気していた所を
ばったり出くわしてしまい、
まさかの私が愛人だったと言うことで別れを告げられた。
そのまま放心状態で昼から今、夜になるまで自棄飲みしに
お登勢さんの店に来た。
お登勢さんはくだらない話も楽しい話も親身に聞いてくれる。
元彼と付き合う前もそうだった。
「お登勢さーん誰か良い人いないんですかー??」
お登勢「いい人たってウチの店はアンタぐらいの年の男は来ないからねぇ。
というかちょっと飲み過ぎ何じゃないのかい?」
「えぇーじゃあ良い人いたら紹介くださいねー??もうどうにでもなれーって感じー・・・ヒック」
お登勢「やれやれ大概にしなよ」
客「お登勢さーん!来てくれよこいつがよぉ、、、」
他のお客さんに呼ばれお登勢さんは行ってしまった。
1人になっちゃったしもう遅いし帰ろうかななんてお酒を見つめていた。