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ー 甘美な甘さと熱の疼き ー 《リヴァイ》

第7章 こっち見て…?【現パロ・教師×生徒】


「っ…!?」


先生の言葉に顔がどんどん熱を持っていく。
真っ赤にして口をパクパクしていれば先生は喉の奥を鳴らして笑う。


「クックッ…本当てめぇは面白ぇ。」

「なっ…!?先生のせいじゃないですかっ…」

「ハッ、そうだな。だがそんな顔をさせるのが俺だと思うと悪くない。」


フッと優しく笑う先生の表情に私はドキドキしてそっぽを向く。
どうして…先生はこうもサラッとそういうことを言うんだろう、、

そんなことを思って立ち尽くしていると、先生はいつ間にか立ち上がっていて資料室のドアを開ける。


「、教室行くぞ。」


あの甘い雰囲気は何処へやら。
先生はもういつも通りの〝先生〟になっていた。

私は熱を冷ますように深く深呼吸して頷き先生に近寄る。


「はいっ…!」


そんな私に先生は口元を軽く緩ませ頭をポンっと撫でてくれた。



もう片思いの時の苦しい思いは何処にもなくて…
今あるのは満たされている心のみ。


学校卒業するまでは先生、生徒の関係だけど…
不思議と不安とか無くて…


きっとそれは______



「先生っ!」



呼んだ時、私を写してくれる先生の目が『好きだ』っていう想いを乗せて見てくれるから。


ねぇ、先生。


大好きです。




END
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