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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第58章 絶対君主には成れずとも$ 下巻1


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翌朝。

「おはようございます、善逸さん」

顔を洗いに出てきた俺に朔さんが話しかけてきた。

「朔さん、オハヨウ、ゴザイマス」

動揺からカタコトになってしまう。

「ふふ。どうしたんですか?」

いやいや、こっちが困るってば。

「善逸」

「はいぃ!」

今度はアンタかーー!

「どうした?擬煌珠の調子はどうだ?」

どうした?じゃないわー!

俺がこんななってんのはアンタらのせいだかんな!

っていうのは、心にしまって。

「擬煌珠ちゃんは、まだおねむですよー。色々あったみたいで、俺と一晩中喋ってたから」

「………そうか」

何?

今の間は何なのさ!

「義勇様。今日はどうしましょう?」

何?

まさかまたするんじゃないでしょーね?怒るよ?

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