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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第8章 上弦の陸


翌朝。

「宇髄よォ、こりゃあ一体どういうことだァ?」

ときと屋の屋根の上。
今日は、昨夜合流した不死川を交えた定期連絡。ちなみに今回は柱である三名だけ。

「どうって?」

「冨岡がァ居るなんざァ聞いてねェ」

「御館様の指示だ」

「だそうだ」

そうなのだ、いわば犬猿の中にある二人がいるのは宇髄も予想外であった。

「けっ!」

「先に潜入してた俺の嫁たちとも連絡がつかねぇ。本格的にヤバい空気なんだよ。どっかの誰かは昨夜、よろしくヤってたみたいだけどな?」

「………」

「はっ、お前女に入れ込んでんのかァ?」

「違う…」

$$$

ときと屋開店。

するりと伸ばされる腕の中に一際白い腕がある。

パシッ。

さて、今日のお客は--?

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