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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第57章 絶対君主には成れずとも$ 中巻


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娼婦の活動時間は夜。

と言うわけで、日中はあまり動かなかったのだが………

「とりあえず、着替えね?」

開店前に渡された衣装を見て、俺は一瞬目を疑った。

明らかに布地が少ない。

「いや、意外とアンタ良い身体してるし、上半身出してても気にされやしないって!」

極めつけは『ここ娼館だし、これで受けないなら下手すりゃ女物出されるわよ?』だ。

菖蒲の戯れ言かと聞き流していたが。

『それ、ちょっと見たい!』と女性達が俺に本当に女物を持って来たので、断った。

心底残念がっていたようだが……

「賭け札も良いけど、アンタ整体できないかね?」

「整体?」

「娼婦達の肩や腰なんかを揉んでやってくれないかね?」

揉む?

あぁ、凝りを解せということか。

「心得た」

「良いのかい?」

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