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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第57章 絶対君主には成れずとも$ 中巻


「ね、お兄さん。朔ちゃんばっかり見ないで。私のことも可愛がって?」

菫が俺の手を自ら胸元へ招く。

小さいがすべすべな肌に俺の手が触れると、敏感なのか菫の体が跳ねた。

「お兄さん、その子初物だからよろしく頼むよ」

「は?」

「義勇様!」

「お兄さん、義勇っていうの?格好良い名前……ぁ…ねぇ、義勇…もっと、触って良いよ……///?」

いや、だから俺には白藤という妻が……

「ダメです!義勇様は私の御主人様です!」

朔が菫とは反対側にすり寄って来る。

「義勇様、触るなら私を!」

朔に掴まれ、逆の手に朔の胸。

大きさも柔らかさも好みは朔だが……

……………違う!

俺には王宮に残してきた妻がいる!

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