第53章 裏夢ランキング記念 高嶺の藤に手を伸ばす$
「白藤さん、あの時言いましたよね?いつでもいらっしゃいって…」
「…………………」
確かに、自覚はある。
うーん…
「炭治郎君。じゃあ、今日一日だけ…君のものになってあげる」
「へ?」
「でも、この事は誰にも秘密。柱以外の隊員とこういうことしたって分かると私も動き辛くなるのよ。だから今日一日だけ……先に片付けて布団を敷きましょうか」
今日一日だけ…
白藤さんが俺のモノに…
「炭治郎君?」
「はいっ!」
「炭治郎君、私先に湯浴みをしたいのだけど…」
「え?あ、その…そのままで!」
「え?きゃっ!」
ドサッ。
炭治郎に布団の上に押し倒される。
「俺、白藤さんの匂いが好きです」
スンスン。
うなじの辺りを嗅がれ白藤の体がピクリと震える。