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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第53章 裏夢ランキング記念 高嶺の藤に手を伸ばす$


俺はしばらくその場を動けなかった。

白藤さんが柱たちの性欲処理を?

嘘だ?信じられない!

彼女はいつだって……

でも、前に冨岡さんとシていたのが、その……彼女の仕事だったのならば……

俺でも……俺でも……彼女を幸せにすることが出来るかもしれない。

淡い期待を胸に抱いて、俺も歩き出した。


$$$


「炭治郎君。夕飯が出来ましたよ」

運ばれてきたお膳には藤の花の屋敷の名物である天ぷらと、俺が頼んだ玉子焼き、ナメコの味噌汁に白米と甘い梅干し。

白藤さんが浸けているというこの甘い梅干しが俺は大好きだ。

「頂きます」

「はい、召し上がれ」

旨い。

柱稽古の時にも感じたが彼女の作る料理はどれも手が凝んでいて、味がよく染み付いている。

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