• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第50章 リクエスト作品 煉獄外伝 貴方と共に$


「杏寿郎様、どうされましたか?」

「ああ、藤姫殿。なに、少しな」

「?」

小首を傾げる白藤の髪を煉獄が優しく撫でる。

されるがままになっていると、煉獄が口を開いた。

「やはり、白藤と呼んでも良いか?」

「構いませんが、何か心境の変化でも?」

「ああ、君を正式に家に迎えたい」

「………杏寿郎様、何か長患いにでもかかりましたか?」

「そうではない…」

「では、何故…?」

ぎゅっと抱き締められたかと思うと耳許で囁かれる。

「本当に、分からないか?」

その声音にどきりとする。

/ 1796ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp