第48章 失意の夜$
「無理は…しなくていい…」
「違います。貴方じゃなきゃ、嫌なんです…」
白藤の言葉に…
「俺で良いのか?」
「はい、冨岡さんがいいです」
ぽんぽんと冨岡に頭を撫でられ、白藤が安心して身を委ねる。
一つの布団に入って、白藤が冨岡に抱き付く。
冨岡は変わらず、頭を撫でてくれる。
「今は眠れ…」
「はい…」
冨岡は隣から規則正しい寝息が聞こえるまで、ずっと白藤の頭を撫で続けた。
-了-
あとがき↓
長くなりまして、すみません。
でも、書きたかったものは書けました。近い内に臆病な御館様のお話も書く予定です。(*>д<)
少しお待ちくださいませ。
それでは次回ー。(*>∀<*)ノ