第48章 失意の夜$
$$$↓ここより、炭治郎裏。匂いクンクンあり。何でも許せる方のみご入室を。
「俺は白藤さんのこと、素敵だと思ってます!遊郭で一緒に任務に行った時も、刀鍛冶の里の時も…俺は…」
「ありがとう、炭治郎君」
「違うんです、俺……俺は…白藤さんのことが…す、好きなんです…」
「炭治郎君…」
こんなに真っ直ぐな好意を向けられたのはいつ振りだろう?
「炭治郎君、私は鬼ですよ?」
「鬼でも人でも関係ありません。俺は……」
「私は君が思うような綺麗なモノじゃないですよ?」
「白藤さんは…冨岡さんじゃなきゃダメなんですか?」
「炭治郎君…」
「俺なら、白藤さんを不安にさせたりしません!」